海音貝(うんね)のはなし。その4


こんにちは、アミです。


海音貝(うんね)シリーズ、今回で最終回です。

その1その2その3、あります。)


実は、これだけ取り上げておいて食べたことがなかったツメタガイ。

今回はついに実食です。


現在水煮とビン詰めが販売されているのですが、初めて食べるので今回は調理しやすいビン詰め(オリーブオイル漬け)を使ってパスタとブルスケッタ風なるもの2品を作ることにしました。



じゃん!

ツメタガイのフルコース(?)を同僚のしおりちゃんと我が家でランチ。



社長のおばあちゃんがくれたキャベツと、ツメタガイのオリーブオイル漬けをパスタにしました。



ブルスケッタ、風。(にんにくを使っておりませんので。)

こちらはベビーリーフとプチトマトの上にそのままツメタガイのオイル漬けを乗せています。

味付けは無し。


どちらもメチャ美味しかったです!

オイル漬けは少し甘めの味付けかな、と感じたのですがそのままサラダにトッピングしてオリーブオイルや塩・コショウを足すだけでも美味しいかも!と思いました。


食感はコリコリしていて、とても食べやすい。

ひと瓶で2人分くらいの分量だったので、おみやげとしてプレゼントするのにも良いなぁと思いました。



最近、ツメタガイのレシピ本も作られました。


一般的には煮たり、混ぜご飯に入れたりが多かったそうですがこの冊子にはツメタガイを使ったアヒージョ風鍋、フライ、ピザ・・などの料理も載っていてとても食べやすそうなものが多かったです。

(美浜町の旅館の方たちが中心になってレシピを考えたそうです。)


こちらの冊子は美浜町観光協会や、つくだ煮街道で無料で頂けるそうです。



さて、最後は私にツメタガイを教えてくれた漁師のおばちゃん、ミヨコさんたちをもう一度ご紹介します。


美浜町はアサリが捕れなくなり、漁に出られる日も減ってしまっていたそうです。

そんな中で、ツメタガイを商品化するのは漁協にとってもひとつの希望の光だったそうです。


仕事が減っているからと他にパートに出るよりも、気心知れたメンバーたちと町のためになる仕事ができるなら!と女性たちが一致団結。



最初は町の産業まつりでツメタガイのつくだ煮を試作品として振る舞い、好評だったため商品化の話が進んだそうです。


今までとは違った調理法、瓶詰にする際のパッケージをどうするか、などなど・・

それまではツメタガイ=つくだ煮のイメージから更に一歩進んで、商品化に向けて動いたそうです。


今までは自分たちが捕った貝をどんな人が買ってくれるのか、会ったことが無かったそうですが

「みはまのおと」と言う瓶詰セットができた際には、ショッピングモールでの販売会にも漁協の女性陣が販売に出たりと、初めての経験があったそうです。



直接会話をしてツメタガイを口にしてくれた人たちとの出会い、試食会での賞の受賞、テレビ取材、フリーペーパーでの特集・・


自分たちの想像を遥かに超えてツメタガイは広がり、とても刺激になったと話してくれました。


でも、こんなにいろいろあったプロジェクトもたった1年半の間の出来事なのか・・

と言うのにビックリしたのですがそれに関しては「今までの経験があったから、このスピードでできたんだよね!」とミヨコさんは笑顔で答えてくれました。



いつも笑いが絶えない皆さん。


漁協にも、深刻な後継者問題やアサリが捕れないことなど、課題は沢山あるそうです。

けれど、今までやってきたことに自信を持って進んでいけば新しい道が開けるんだな!と教えられました。


ミヨコさんたちと話していると、いつもパワーがもらえるのです。

ツメタガイと言う自分たちにとってピンチを招いたものを、味方につけてしまった力もきっとミヨコさんたちだからこそ。


素朴だけれどそんなストーリーがあるツメタガイが私たちの住む町、美浜町の特産品になったことが私はとても嬉しいのです。



おわり。




取材にご協力して頂いた皆さま、ありがとうございました!









-青海波-

- せいがいは - 愛知県知多半島よりお届けする 美浜のくらし。生活のあれこれ。

0コメント

  • 1000 / 1000