ガラスの世界『Studio 可菜』を訪ねて。前編


こんにちは。いきなりですが、美浜町には月に何日かしかオープンしないお店が実はいくつかあります。


名古屋から来た私にとって、それはなかなかの衝撃でした。しかし足を運んでみると、皆さん自分の暮らしを大切に生活している様子がお店からも伝わってきます。


以前ご紹介した美浜緑苑にある『SEA GLASS』さんのすぐ近くに、今回お邪魔した『studio 可菜』さんはあります。



ちなみに、『SEA GLASS』さんは毎月1日~15日までの営業。『studio 可菜』さんは毎月1日~10日までの営業です。ここでは月の前半が勝負!!



『studio 可菜』さんは主婦でありながらガラス作家としても活動していた佐藤泰子さんが5年前にオープンしたギャラリー&ティールームです。


泰子さんが作られたガラス作品や万華鏡を見ながら、ランチしたりお茶したり、おしゃべりしたり・・。アンティーク家具に囲まれた空間にうっとりして、時間を忘れてくつろげる場所です。







ご自宅を改装したこの場所で月に10日程、妹さんと一緒にお店をオープンしている泰子さんにお話しを聞かせてもらいました。



泰子さんは美浜町の野間のご出身です。生まれて2年くらいで離れてしまったそうなので、子供の頃に野間で過ごしたことはあまり記憶にないそうです。


ご結婚されてからは愛知県以外の場所での生活もありましたが、ご主人が会社を退職されてから美浜緑苑での生活が始まりました。泰子さんはこちらに住んで15年になるそうです。



泰子さんがガラスの世界に足を踏み入れたのは、39歳の頃。


二人の娘さんを持つ泰子さんは、母として子育てに没頭していました。ところが娘さんが小学校5年生の頃に「私たちのことはいいから、自分のことをやって。」と言われたことがあり、呆然としたそうです。


泰子さんは子どもたちのことを一番に考えて生きていた自分の人生を考え直します。そして、子どもたちのことだけに生きるのではなく、自分の人生を楽しもう!と、思ったそうです。


それまでも手芸や陶芸などの物づくりに興味はあったけれど、結局長くは続きませんでした。振り返ってみると、子どもの頃から一番魅かれていたのはガラス、レース、セロハン紙・・キラキラと透き通るもの。


泰子さんはキラキラと輝くガラスを使い、自分の好きな物が作ってみたい!と当時暮らしていた愛知県・岡崎市でガラスを扱う教室に入ります。



その後どんどんガラスの世界に魅了され、泰子さんは指導者養成コースにも通います。ガラスで作られている物は世の中にも沢山あるけれど、「100%自分が良いな、思える物は無い。自分がイメージしている物がどうしても作ってみたい。」


その思いの強さに、当時暮らしていた愛知県・半田市に自分の工房を持ち、古いレンガを集めて手造りの窯まで作ってしまいました。当時は愛知県に2ヶ所しかガラスの窯が無かったので、自分で作るしかない!と思ったそうです。



自分の理想のガラスを作るため、時間も忘れて一人何度もガラスを吹いていた泰子さん。自分の世界に没頭する時間が過ぎます。作業はいつも息ができなくなって終了。


考えるよりも前に体が動いてしまうと言うフットワークの軽さから、遂にはヴェネチアにまで行ってしまいます。と言うより、習いに行きたい!と思った時には既にヴェネチアにいたようです。


そのお話しは・・次回につづきます!



*Gallery & Tea Room "studio可菜" *

愛知県知多郡美浜町美浜緑苑1-6-3 (map)

TEL:0569-87-5201

毎月1日~10日までの営業

12:30~夕方までオープン

※ランチをご利用の際はご予約をオススメします。








-青海波-

- せいがいは - 愛知県知多半島よりお届けする 美浜のくらし。生活のあれこれ。

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