『ユクリテ』を訪ねて【前編】〜陶芸の温もりを味わう〜



こんにちは。

マルシェや市で有名な知多半島ですが、半田で開催されている赤レンガマルシェにて、思わずときめいたことがありました。


美しいガラスの作品と、可愛らしい陶芸の作品。

今回は、ときめきを与えてくれた作品を制作されている、創作スタジオ『ユクリテ』さんを訪ねました。





幸勝也さんは吹きガラス作家、渡邉貴子さんは陶芸作家です。

ガラスと陶芸、分野は異なりますが、ご夫婦で『ユクリテ』を運営されています。

スタジオは、美浜町の海辺のすぐ近くにあります。


今回の記事では、奥さんの渡邉さんの陶芸作品を見てゆこうと思います。

幸さんのガラス制作の様子は次回の記事となりますので、お楽しみに。





さて、こちら、多くのときめきを与えてくれた壁掛けの作品たちです。

ほら、ほらほら、動物たちが今にも話し出しそう、動き出しそうです。





渡邉さんを代表する動物の陶人形は、一つ一つ表情が細かく丁寧に作られています。


動物が大好きで、動物の作品を多く手がけているという渡邉さん。

しかし、創作活動として取り組まれているのはそれだけでなく、こんな陶人形も印象的でした。





どこか儚げな表情の陶人形がいくつもありました。

その表情に引き込まれ、心の隅までじんわりと何かが広がる感じがします。


渡邉さんは小さなころから絵を描くことが好きだったそうで、昔からの思いが今、人の心を動かすお仕事となっているのだと感じました。





さて、『ユクリテ』というお名前、柔らかな響きで素敵だなと思います。


「ユクリ」というのは人の縁やゆかりという意味があり、「テ」は手の意だそうです。

心のこもった手作りの作品、いろいろな人々を結びつける場所でありたいという願いが込められています。





名古屋市出身の幸さんと、横浜市出身の渡邉さん。

お二人にとって縁やゆかりがなかった美浜町という場所でしたが、暮らし始めてから魅力が増したとのこと。


ご近所の方がドアに野菜をかけてくれていたり、看板を設置する際に助言をしてくれたり、美浜でできたお友達にもたくさん助けられたのだそうです。





『ユクリテ』さんでは、体験教室も開催されています。

「制作の工程を知ってもらったり、理解を深めてもらう種まきができたら」と仰っていました。


「ものや人を大切にする心があれば、いろんなことに優しくなれる」というお言葉が胸に響きました。

手作りのよさや温かみを感じてもらい、大切なものを長く使ってほしい、という作家として活動するお二人の思いを感じられました。





現在、月に一度の頻度で展覧会に参加されている『ユクリテ』さん。

展覧会への出展のきっかけも、人の縁で繋がってゆくのだそうです。





こちらは九州で行われていたペンギンをテーマにしたイベントに出ていた作品です。





こちらはお二人のガラスと陶芸がコラボした作品。

これから参加される展覧会に出展されるものです。





渡邉さんの制作現場にもお邪魔させていただきました。





宇宙と交信していそうな陶人形がいたり。





自分だけの在り処で眠る子がいたり。





絵本の国にいそうな小人たちがいたり。





遠い過去を見つめているような方がいたり。





ファンタスティックな、ノスタルジックな、不思議な気持ちになりました。





「焼きあがりました」

渡邉さんの手には、たくさんのわんちゃんたち。

窯から出てきたばかりで、ほくほくしていました。





「こんにちは」と、創作スタジオ『ユクリテ』さんのドアを初めて開けたときに感じた温もりは、お二人の温かさなのだと感じました。

そして、初めて『ユクリテ』さんの作品を見たときのときめきが蘇り、とても幸せな気持ちになりました。



さて、今回は『ユクリテ』さん、陶芸作家の渡邉さんのお話でした。

心がふと温まる優しい時間をありがとうございました。



吹きガラス作家の幸さんの制作の様子は下の記事からご覧いただけます。







* 創作スタジオ ユクリテ*


吹きガラス作家、幸勝也と陶芸作家、渡邉貴子によって2010年6月に設立。

「体験教室」や「ワークショップ」も開催されている。


住所 〒470-3233 愛知県知多郡美浜町奥田御茶銭71-7

電話 0569-77-0184

メール info@yukurite.com

-青海波-

- せいがいは - 愛知県知多半島よりお届けする 美浜のくらし。生活のあれこれ。

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