私の心に蓋をしない場所 『Riesaki Farm』 前編



こんにちは! 


 今回のインタビューは、現在美浜町で暮らしながら農業をして生活しているRiesaki Farmの早崎理恵さんです。 


 実は理恵さんとワタクシ、アミは1歳違い。(30代後半のアラフォー、そして独身です。)美浜で暮らして約一年と言うのも同じでした。 


 二人とも知多半島に移住する前には名古屋の中心地で働いていたこともあり、共感する部分が沢山あるインタビューとなりました。 



 前編、後編でお届けします。





2017年に美浜町に引っ越してきた理恵さん。現在は一人で有機農業をされています。 


海が好きでもっと海の近くで暮らしたいと、農業の研修を終えた後に隣町から美浜町にやって来ました。 


そんな理恵さんですが、実は農業の道に進む以前は10年ほどアパレル業界で仕事をされていたと言う経歴の持ち主。


洋服を売る仕事から野菜作りの道へ。 なぜ全くの異業種でもある農業の道に進んだのかが気になります。      



「農家になりたいって思ったのも・・社会ってウソが多いじゃないですか。


服屋もかなり大人にならなくちゃいけないことが、ものすごく多くて。そうゆうことが、とってもイヤになっちゃっていたんです。


次に働く場所では、できるだけウソのない仕事がやりたいなって思うようになって。」





「自分が思ったことを蓋をしながらやると後々すごいイヤな気持ちになるけど、多分始めてしまったら戻りがきかないような気がしていました。


年齢も年齢だし、それだったらもう思うところに行かないといけないな!って思うようになったんです。」



元々、自宅の裏庭の小さなスペースで家庭菜園を趣味でやっていて、野菜を育てることが楽しみだった理恵さん。


長年続けた仕事を辞め、オーガニックの体験農園にも足を運ぶようになり、やっぱり野菜作りは楽しいんだ!と実感したそうです。



 「最初は『自分で野菜が作れれば良い。』って感じだったんですけど、だんだんオーガニック野菜の方が美味しいと言うのもわかってきて。


元々オーガニックな物への興味もあったので、思想にも共感できる所があって。


だから野菜を量産して、農薬を使って、と言うやり方だと、そのうち自分をものすごく苦しめるなって思ったんです。」




オーガニック野菜を作れるようになりたい。


理恵さんは周りの人に自分の気持ちを伝えるようになります。


「できるかな?でも、できなかったら別の方法考えよう、くらいの気持ちだったんですよ。」


周りの人たちの薦めや、紹介もあり知多半島で有機農業をしている研修先と出会います。そして本格的に有機農法を学ぶ道へ。


研修を終えた後、現在は美浜に暮らしながら自分の畑で野菜づくりをする日々。農業を始めてから4年目に入りました。





女性一人で農業をするのは大変ではないですか?と質問すると、 


 「多分効率は悪いと思うし男の人と同じ仕事量のことはできないけど時間をかければ、できる部分をできる範囲でやっていけるので。」 


と答えてくれました。



効率良く、大量に作れる野菜づくりをしたい訳じゃない。 自分で食べたいと思う、育てたいと思う野菜を作りたい。 


理恵さんは、自分のペースを守りながら野菜づくりをする毎日です。





農業と言う『仕事』の部分だけにストイックになるのではなく、自分の『暮らし』全部が大事だと話す理恵さん。 


 「物を買ったりする時って、人によって何が大事って色々あると思うんです。私の場合は『売っている人』、『作っている人』ありきだと思っていて。


そこが大事だと思っているから、日が暮れたら自分の作った野菜で料理して、さぁごはん食べましょ!って言う、ちゃんとした生活をしている人からモノを買う方が健全なんじゃないかって気持ちになって。


ワガママかもしれないけど、『私の心が大事』だって思っています。」





「すっごく必死に頑張って仕事をやるのって、多分あと10年くらいしかできない。


10年以上農業をやりたいし、10年以上生きるつもりもあるから、生産技術を上げることも大事だと思うけど、それって突然上がるものでもないと思うし。


そう思うと、亀さんのように少しづつでも技術が上がってくれれば良いかなって。現実はまだ道半ばなんですけど。」


と、笑いながら話してくれました。




『自分の暮らしが一番大事。』


それはなかなか簡単に言えることでは無いように思います。特に、私も都会で仕事をし生活していた頃には、それがすごく難しいことだと感じていました。





「昔みたいに、自分のおばあちゃんが育ててくれた野菜みたいな感覚で良いんじゃないかと思って。


自分の中の考え方としては、日常暮らせて、おいしく安心して食べられるようなものが作れたら、それで良いかなって。


今はそうゆう考え方だけど、いずれ『もっと!もっと!』って気持ちになる時が来るかもしれないし。」



あくまでその時の自分の素直な気持ちに従って進む理恵さんは、肩の力が抜けつつも真ん中にはしっかりとした芯がある女性でした。



後編はこれからやってみたいことなどについても聞いてみましたのでお楽しみに!



つづく。



後編はコチラ!





*Riesaki Farm*


 Riesaki Farmでは7~8種類の野菜がセットになった『野菜セット』販売しています。(1セット2000円。送料・税込み)


お問合せはRiesaki FarmのInstagramFacebookにお問合せください。







-青海波-

- せいがいは - 愛知県知多半島よりお届けする 美浜のくらし。生活のあれこれ。

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