私の心に蓋をしない場所 『Riesaki Farm』 後編


現在美浜町で生活し、一人で野菜づくりをしているRiesaki Farmの早崎理恵さんのインタビュー後編です。


前編はコチラを!



上の写真の野菜はターツァイと言う中国野菜。炒め物に合うそうです。(と言う訳で作ってみました!写真はコチラ!)


「食べるのが好きな野菜と、作るのが好きな野菜って違って。お花みたいな形の野菜を作るのがすごく好きなんです。」




「男性の農家さんに話すと笑われますけど、見た目や形って重要で。ルックスにはこだわらねば!と。料理するのは女の人が多いから、見た目が可愛いのも大事かなって。」



アパレル関係から農業の道に進んだ理恵さんらしい視点だなぁと思い、女性ならではの野菜づくりへの想いって興味深いな!と思いました。





手にしているのは、サニーレタス。これはイタリアの種を使って栽培しているそうです。


確かにコレも見た目が可愛い!このまま部屋に飾っておきたいくらいです。


自分ならこれをどんな風に調理して、どんなお皿に盛りつけようかな~って考えたりすること、料理を楽しくする方法として大切なことです。


美味しいだけじゃなく、料理する時から目で楽しめる野菜。それが理恵さんの野菜でもあります。



ところで、農業をする前は都会のど真ん中でアパレルの仕事をしていた理恵さん。全く違う道に進むことは、周りをビックリさせたのではないでしょうか?


「もう、言うのがイヤなくらい周りは『えぇ!!』って驚いてました。」





「でも、止められないじゃないですか。子どもの頃から、やりたいことがあまり無い方だったけど、やりたい事があると突拍子もなくなっちゃう。」



実は、バリが大好きな理恵さん。老後はバリで暮らしてみたいと思っていた時期もあったそうです。


でも、自分の今後の人生を見つめ直した時に『もうこの機会に老後じゃなく、やりたいことを早めにやってしまおう!』と思ったのだそうです。





「何かを作れる人になって、海の近くで暮らしたい。そう思ったらバリじゃなくても良いかなって。」


辿り着いた美浜町。最初に来た頃はウグイスが鳴いていて、何てステキな所なんだろう!と感じたそうです。



「農業を始めるまで、自分は世間の通説に縛られていた所があって。


でも、農業を始めるにあたってこんなにも自由な人がいっぱいいるんだ!って目の当たりにしたんです。


そうしたら、私ってこれからどうやって生きて行けば良いんだろう?って思ったけど、わからないながらもやりたいことをちょっとずつでも良いからやっていければなって。


動き出せば止まらなくなるから、ちょっと動いて、疲れたら休んでって、やっていけば良いんじゃないかって思えてきたんです。」



農業をする中で自然の中に身を置いていると、頑張ってもどうにもならないことが沢山あるのだそうです。都会では周りができることは自分もできるようにならなくちゃ!と必死になることもあったのに。


ここでは、頑張って成就することは意外と少ない。じゃあ、頑張っても諦めがつくことを頑張った方が、よっぽど身になるんじゃないか。今の理恵さんはそう感じているのだそうです。


だから、自分のやり方も自然に。いつも自分の気持ちに従って。



「畑で石拾いをしていた時に、忘れていたものが沢山あるって気が付いたんです。


忙しいと野菜を商品としか見られなくなる時がある。それは危険なことだと気付けて、石拾いをしたらすごく清々しい気持ちになったんです。」





理恵さんの作った野菜と、青海波ねずみスタッフのコラボ?です! 



都会で仕事をする経験や、田舎に移住すること、女性であること、30代後半、現在独身であること・・・色んなプラスマイナスで捉えられることができる部分だと思います。 私自身はなるべくそれらを楽しむ努力をしてきたつもりです。


結婚や出産について、しないと決めた訳ではない。けれど、今の自分の現状。他人と比較すれば、これで良いのかと落ち込んだりする時期もありました。


 何を選んだとしても正解はわからない。だから必死に悩んだり、最初の一歩を踏み出す勇気が出なかったり。 けれど、最終的には道は自分が決めるしかない。答えも自分の中にしかない。


そんな時、どんなことで自分は楽しいと思えるかを頼りに進んで行けば、物事は勝手に回り始めて、やがて自分の思う大切な暮らしに近づけるのではないか・・・。  



私が美浜に来てから感じていたことを、理恵さんももしかしたら感じているのかな?そんなことを思いながら、お話しを聞かせてもらいました。



自分の素直な気持ちだけで生きるのは簡単ではないけれど、やっぱり守りたい大切なことなんだ・・理恵さんと畑を歩きながら、私はそう思いました。






「今後やってみたいことは、自分の作った野菜で料理をして、ケータリングをすることなんです。


ゴミを出さないように、お皿は蔦を編んで籠皿にして。ここなら材料も沢山あるから。」



自分にできることから少しづつ。美浜から始まっていきます。




おしまい




*Riesaki Farm* 


Riesaki Farmでは7~8種類の野菜がセットになった『野菜セット』販売しています。(1セット2000円。送料・税込み)


お問合せはRiesaki FarmのInstagramFacebookにお問合せください。



 Riesaki Farmさんのお野菜も使った「知多半島産キムチ作りワークショップ」も2月10日(土)美浜町・奥田のコバレレコーヒーで開催されます。詳しくはコチラまで!






-青海波-

- せいがいは - 愛知県知多半島よりお届けする 美浜のくらし。生活のあれこれ。

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