美浜を運ぶ『女将めし』 ~野間旅館組合女将会~ 前編


こんにちは!今回からご紹介するのはこちらの笑顔がステキな女性たち!


お揃いのTシャツ姿が眩しい皆さんは、美浜町野間地区にある旅館の女将さんたちです。


手にしているのは、女将さんたちの愛情がたっぷり詰まった手作りの『金山寺味噌』。


今年に入り「女将ブランド」として販売され、その様子を取材させていただきました。




美浜町の中でも野間に多くの宿泊施設があるのは、昔から野間大坊に訪れる人が多く知多四国巡りの弘法宿として始まったことがルーツとされています。


現在は野間にある10軒の旅館の女将さんからなる「野間旅館組合女将会」


女将さんたちの集まりは、かれこれ25年ほどになるそうです。お互いに情報交換をしたり、勉強会をしたりと月イチくらいの頻度で集まっていました。


今年に入り女将会として新しい商品を作って売り出す計画が持ち上がります。旅館のPRを自分たちなりの形でもっとできないか?と考えた結果でした。



紅葉屋の女将、畑中さんです。


畑中さんは5~6年前から自分の畑で採れた野菜などを使って金山寺味噌を作っていました。販売はせずお客さんや仲の良い方に差し上げていたそうです。


この金山寺味噌が美味しい!とファンも多かったことから、女将会の商品として売り出すことが決まりました。




それぞれの旅館の朝の仕事を終え、マイ包丁&マイまな板持参で厨房に集まり仕込み作業開始です。






全員が集まれなくても、出てこられる人たちで協力して作業します。皆さん、お互いをよく知る仲。どんな時でも無理なく、自分のできることをその場でやる!女将さんたちの絆を感じる瞬間です。


女将さんたちの関係は『ライバル』ではなく、『お互いを支え合う同士』。


団体のお客さんが来られた際の布団や枕の貸し借りだけでなく、時には「ご飯ない??」と声を掛け合う程。「ここまでの仲の良さはきっと旅館同士でも珍しいよね!」と笑って教えてくれました。


お互いを認めているからこそ生まれた、女将さんたちの『絆』。







実はこの「金山寺味噌」、私は事前に口にしていたのですが、まさかこんなに沢山の食材が使われているとは!


にんじん、ごぼう、生姜、白瓜、かりもりの奈良漬け、はやとうりの味噌漬け、茄子の塩漬け・・。もちろん漬物も畑中さんのお手製です。野菜は畑中さんの畑の物や、美浜町で獲れた野菜がふんだんに使われています。





そして、金山寺味噌に欠かせない麹。麦麹、米麹、豆麹が使われています。こちらはお隣の南知多町にある老舗の味噌・醤油の会社「徳吉醸造」のものが今回は使われていました。






調味料に至るまで愛知県産のものを使い、地産地消にこだわって作る金山寺味噌。





若女将、若大将も時間が許す限りサポートしてくれています。





それにしても、驚いたのは女将さんたちの動きの早さ!


この日は通常の倍の量の仕込みがあると聞いて、集まった野菜もかなりの大量。全て手作業でやっているので、時間も結構かかるのでは・・と思っていたのに、気付いたら材料は全て綺麗にカットされていました。さすがのチームワーク!





そして全ての材料を混ぜ合わせます。





一週間ほど寝かせ、味をしみ込ませます。



野間にある野間大坊では月に一度、食べ物の屋台やステージイベント、キッズパークやワークショップなどで賑わう「大坊の楽市」が開催されています。


そちらで女将会の皆さんが金山寺味噌を販売すると言うことで、次回はその時の様子や女将さんたちの美浜への思いをお届けします。








*野間旅館組合女将会*


美浜町・野間地区にある魚正、海浜館、かざりや、柏屋、新栄館、望水荘、ホテル小野浦、小野浦館、紅葉屋、やまに、の10軒の旅館の女将さんたちによるグループ。


宿の一覧は美浜町観光協会のホームページからも見られます。

https://www.aichi-mihama.com/blank


※「野間旅館組合女将会」の金山寺味噌は各旅館にお問合せ頂くか、食と健康の館でも販売されています。





-青海波-

- せいがいは - 愛知県知多半島よりお届けする 美浜のくらし。生活のあれこれ。

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